当時私がもっとも力を入れていたのが国内中波放送だったんです。
当時は海外短波が大人気でしたが、あまのじゃくの私は、だったら国内中波をやろうとまったく逆のアプローチでいったわけです。
その甲斐あって、故あって入手できなかったものを除けば、ほとんどすべての局を制覇したはずです。
そのカードを並べました。
コールサイン割り当て規則
各放送局にはコールサイン(呼出符号)が割り当てられていますが、その規則は以下のようになっていたようです(民放中波放送局のみ)。
- 免許交付順にJOxR, JOxFを本局に割り当て(xはA~Z)
- JOxRの支局には、JOxE, JOxO, JOxWを割り当て
- JOxFの支局には、JOxL, JOxM, JOxNを割り当て
- その後、JOxR, JOxFともにJOxSが加えられた
ただ例外もあり、たとえば北海道放送のように支局が多い場合には支局にも本局のためのコールサインが割り当てられたり、免許交付も試験放送のままで終わったり、廃局したりと本局のコールサインが浮いてしまった場合には、それの支局のためのコールサインがまったく異なる放送会社の支局に割り当てられることがあります。
9KHzセパレーション化
国内中波放送局の周波数は、1978年11月23日から、それまでの10KHz間隔から9KHz間隔に変更になっています。これにより、東京のニッポン放送(JOLF)は1240KHzから1242KHzに変更になりました。
9KHzセパレーション化は、もともと狭い中波放送帯において、利用できる周波数を少しでも増やそうとした試みと言われています。